【報告】ジオ・くもトレ赤川杯2022開催報告

参加者、ボランティア、スポンサー、関係者の皆様へ

昨年9月10日に予定していました雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会を開催することができず誠に申し訳ありませんでした。同時期の他の大会の開催状況を振り返れば、無理すれば開催することができたかもしれません。しかし、7月中旬からのコロナ感染者の急拡大が進行する最中、初めて行う大会で、もしも大会スタッフが大会準備中や大会直前に感染者もしくは濃厚接触者となった場合の対応を考えると開催中止を決断するしかありませんでした。参加中止を公表した7月25日は、7月末の参加募集締切前でしたが、160名を超える参加登録者に、参加登録費を全額返却できるぎりぎりの時期でもありました。結果として返却には一カ月半以上かかってしまいましたが、全参加登録者に全額参加登録費を返却することができほっとしています。

さて、本大会はトレイルランニング大会を開催することが主目的ではありませんでした。四国の里山をトレイルランニング(以下、トレランと略す)で活性化することを目的として掲げ、次の4つの目標を設定して大会の準備を進めていました。
(1) スポーツの3つの楽しさの実証
(2) ジオパーク(構想)でのスポーツによる地域活性化の実証
(3) クアオルト健康ウオーキングの地元定着の橋渡しの実証
(4) 民産学官プラットホームの構築

そして、大会の目的と目標を伝えるために、2022年5月21日に香川大学創造工学部において『ジオ・トレイルランニングフォーラム in 四国』を開催しました。フォーラムでは、なぜ、新たにトレイルランニング大会を雲辺寺周辺で開催するのか。なぜ、ジオとトレランを結び付けた大会を開催するのか。なぜ、産学協働による研究交流の場をつくるのか等を説明しました。また、大会の楽しさをさらに多くの方々に伝えるための試みとして、大会のロゴマークとキャラクターを紹介するとともに、大会ソング『RUN!!』の作成に着手していることを紹介しました。

その後、大会ソングは8月31日に完成し、実行委員で共有しました。また、産学協働による研究交流の場は、株式会社STNet、香川大学、公立諏訪東京理科大学との連携した取り組みとなり、大会開催日の9月10日に『中山間エリアでの動態・映像配信のフィールド実験』として実施することができました。

以上の本大会にかかわる取組について、説明PPT資料(pdf)と説明ビデオ(mp4)を作成しましたのでご覧ください。
(1)雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会2022大会報告 説明PPT資料(pdf)
(2)雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会2022大会報告 説明ビデオ(37' 03'' mp4)
なお、説明ビデオは録画時のビットレートを0.5Mbpsと低く抑えていますので、次の2つの動画はコマ落ちを起こしています。単独再生する場合には、それぞれをクリックしてください。
①スライド14:ジオ・くもトレ赤川杯試走会
②スライド19:GPSトラッカーによる選手・スタッフの動態ライブ配信(開発:公立諏訪東京理科大学特任准教授 渡辺毅氏)

終わりに雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会に参加登録された方々、本大会をご支援・ご協力してくださいましたすべての方々に心より感謝を申し上げます。

雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会2022の取組は終了しました。しかし、わずかですが、協賛金の残りがあります。これを次回開催のための準備金として使用する予定です。いつになるかはわかりませんが、このような大会を開催できる日を楽しみにしています。今後ともご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

2023年3月31日
雲辺寺周辺ジオ・トレイルランニング大会2022実行委員長
石井明

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